8月10日(土)モーリシャスのシャン・ド・マルス競馬場で落馬事故が発生しました。
この事故に関して現地の競馬ファンの間では「意図的な落馬ではないか?」との疑いが広がり、聞き取り調査が進められていました。
レース映像
直線のみの映像
🎥 | A jockey fell off his horse in bizarre fashion while leading a race in Mauritius.
— Racenet (@RacenetTweets) August 13, 2024
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落馬をしたのは直線を先頭で回ってきたSpecial Force(7頭中5人気)に騎乗していたアルヴィニオ・ロイ騎手。
落馬した原因についてAロイ騎手は「右足の鎧が脱げた直後に左足の鎧も脱げてしまったため、バランスを崩して落馬した」と弁明しました。
レースは1人気(1.53倍)→2人気タイ(5.50倍)→4人気(9.00倍)で決着。残りの3頭は1頭がレース中に故障発生、残りの2頭は巻き込まれる形で競走を中止しています。
ファンは納得がいかず大激怒
レース後にモーリシャス競馬関連のFacebookでAロイ騎手の落馬に関するアンケートが実施されました。
このアンケートの内容は「どれくらいの処分が妥当?」というもの。
その結果、一番厳しい処分であるBan From Racing(永久追放)が妥当という意見が80%を占めました。
最終決定
当初は鎧が脱げたことが原因と答えていましたが、後日行われた審査でゲート入りの前に鞍がずれていたことも関係していたと説明しました。
しかし、これについてはレース前の点検により異常なしと判断されていたことが確認されています。
審査員も最後の直線に向くまでは普通に乗っていたことから、この主張は矛盾が生じているとしています。
また鎧に関してもこのレースでは新しい軽量のものを使ったため滑ってしまったと主張しましたが、これも受け入れられず不正行為を行ったと判断され騎乗停止5年の処分が下りました。
Aロイ騎手はこの処分に不満があるとして控訴するとのことです。
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